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勤務先によって異なる看護師のやりがい

同じ看護師の仕事でも、勤務地の違いによって仕事で感じるやりがいは異なります。
例えば、入院施設がある病棟で働く場合は、患者一人に対して、数週間から数ヶ月の間関わることになります。
そのため、患者が治療やリハビリによって回復していく姿を間近で見守っていくことができ、それがやりがいになるようです。
クリニックや外来よりも病棟で働く看護師のほうが患者との人間関係も密になるので、患者の回復過程を見られることは病棟勤務ならではの特権とも言えるでしょう。

一方、外来やクリニックの場合は、大きな病院と比較するとスタッフの人数が少ないため、看護師に求められる仕事内容は幅広くなるのが特徴です。
仕事の幅が広がると責任も大きくなりますが、その分誇りを感じられるでしょう。
また、外来やクリニックに勤務する看護師は、基本的に夜勤がないため、プライベートな時間が確保しやすいのも魅力です。
しっかり働き、しっかり遊びたい人にとっては、プライベートの充実も仕事をする上では大切なので、やりがいにつながっているかもしれません。

それから介護施設は病院とは異なり、医師が常駐していない場合が多いため、看護師は頼りになる存在として重宝されます。
医師が常駐していないと、現場の看護師が処置や病院への搬送などの判断も行わなければならないので、強い責任とともにやりがいも感じられるはずです。
さらに、レクリエーションや外出へ同行することもあるため、利用者とのふれあいに魅力を感じる人もいるでしょう。

前述したように、看護師にとってのやりがいは、職場ごとに違いがあるので、そこを理解した上で勤務先を選ぶようにしてください。【参考:http://yarigai-nurse.com